LPガスとは
LPガスとは石油ガスを液化したもので、正式には液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)と言います。圧縮すると常温で液化しやすいブタンやプロパンを主成分としたガス燃料のことで、常温でも8気圧と比較的低い圧力で液化します。
ボンベに充填して運搬がしやすいので、都市ガスなどのインフラがいきわたっていない郊外や地方都市などでは広く家庭用の熱源として利用されています。
LPガスとは石油ガスを液化したもので、正式には液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)と言います。圧縮すると常温で液化しやすいブタンやプロパンを主成分としたガス燃料のことで、常温でも8気圧と比較的低い圧力で液化します。
ボンベに充填して運搬がしやすいので、都市ガスなどのインフラがいきわたっていない郊外や地方都市などでは広く家庭用の熱源として利用されています。
LPガスからの排気は、無毒無害な炭酸ガスと水蒸気のみです。そのため、排熱利用で排気ガスを循環させたり、空気予熱に使用できます。熱効率の高さが評価されており、省エネで経済的です。
継続的な安全啓蒙活動や消火設備の点検、高度安全機器の普及などにより、LPガスを使用しているご家庭で発生する事故件数は、都市ガスの事故件数を下回る傾向にあります。LPガスで注意すべき点は、空気より重いという所。建物の低い部分に溜まりやすく、室内にガスがたまり、事故になる可能性があります。
LPガスはクリーンで地球にやさしいエネルギーです。二酸化炭素の排気量が他の燃料にくらべて少ないので、地球温暖化防止に貢献しています。また、出荷段階において不純物質の濃度が規定値以下になるよう厳しく管理されています。
電気や灯油などのエネルギーと比べて発熱量が大きく、操作も簡単で制御しやすいエネルギーです。燃焼の際に空気との混合が簡単な点もポイント。ハイカロリーの利点を活かして鉄鋼の溶接などにも活躍しています。
LPガスは個別供給が可能な「分散型エネルギー」です。地震などの災害でガスが遮断された場合でも、個別に調査・点検ができるので相対的に早く復旧することができます。また、緊急時のエネルギー源として、避難所や仮設住宅などにも迅速に供給することができます。
その他、ガスや灯油などに関することでご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。